倉敷市児島であるもので作ったジーンズが販売されています。
今回訪れたのは、ジャパンブルージーンズです。
ジャパンブルージーンズは児島を代表するジーンズアパレルメーカーです。
店内には、タイから輸入したバナナの木から作ったデニム商品11種類が並んでいます。
バナナデニムのポイントは地域環境を考慮してつくられたものを意味するエシカル。
実は、バナナの木は実を収穫すると毎年伐採され焼却されます。
タイでは毎年10トン以上のバナナの木が廃棄され、問題になっています。
それを「もったいない」と感じたディレクターの岸本裕樹さんは廃棄されるバナナを生かせないかと考え、バナナの茎の繊維を使ったデニム作りに至りました。
しかし、麻に似たバナナ繊維はちくちくとした肌触りで伸びがなく、デニム生地には不向きでした。
しかし、2年の試行錯誤の結果バナナ繊維と相性のいいコートジボワールの綿と掛け合わせることでバナナの繊維を生かした肌触りのいいデニム生地が完成しました。
バナナデニムは9月18日から新たに3種類が販売されているということです。