総社市は、マイクロプラスチックなど海のゴミ問題に向き合う決意を示すため、「プラスチックごみゼロ宣言」を行いました。
岡山県内の自治体として初めての宣言です。
総社北小学校で式典が行われ、5・6年生の児童と地元住民あわせて150人が出席しました。
「プラスチックごみを海へ流しません」という宣言文を片岡聡一市長が読み上げ、立会人の村木理英議長、総社市環境観光大使でアルピニストの野口健さんが署名。
出席者からの賛同を得ました。
総社市は海と接していませんが、瀬戸内海に注ぐ高梁川が流れています。
「プラスチックごみゼロ宣言」は、海のゴミ問題に取り組む一歩として位置づけ、総社市内の児童生徒を発信源に大人へ活動を広げていくきっかけにするのが狙いです。
この日の式典では、総社北小学校の迫田百愛さんが意気込みを発表しました。
式典会場では、市内15の小学校の児童がまとめたごみを無くす取り組みを紹介し、出席した人たちは総社市の「プラスチックごみゼロ」に向けて気持ちを新たにしていました。