倉敷市の新田中学校放送部が万引防止を呼び掛ける紙芝居の動画制作に取り組みました。
こちらが万引防止の紙芝居「ごめんねマーくん」です。
つい軽い気持ちで万引してしまった小学生が、夢の中で祖母からもらった熊のぬいぐるみにさとされて、後悔するというもので防犯連合会の職員が考えたオリジナルのストーリーです。
生徒たちは、セリフのスピードや声のトーン、間の取り方などを話し合いながらそれぞれのキャラクターになりきり、真剣な表情で収録に臨んでいました。
倉敷警察署ではこれまでこの紙芝居を管内の小学校で読み聞かせていましたが、今回、小学生と年齢の近い中学生に訴えてもらいたいと動画制作を依頼しました。
倉敷警察署管内の今年の万引の摘発は、9月末時点81人で、このうち17人が少年となっています。
倉敷警察署では完成した動画を管内の小学校での非行防止教室などで活用するほかYoutube配信を検討していて、少年犯罪防止を広く呼び掛けたいとしています。