地域の皆さんが今ハマっている趣味を紹介する「KCTマイホビー」のコーナーです。
今回は船の模型作りに取り組む玉野市の男性をご紹介します。
インター玄関には1メートルほどの大きな船の模型がずらり。
フェリーや貨物船・貨客船そして南極観測船までいろいろな種類の船が揃っています。
この船の模型を作っているのは玉野市長尾に住む岡田敬三さん(76歳)です。
岡田さんは退職までおよそ50年間玉野の造船所に勤めていました。
長年の経験で培った知識と技術でリアルかつ忠実に船を再現しています。
材料のほどんどが木で、プロペラや座席など細かいところまでミリ単位の部品もすべて手作業・手作りです。
トイレや自動販売機など完成すると見えなくなってしまう船の内部まで作りこむのが岡田さんの模型作りのポイント。
また特にこだわって作っているのが船の下の水に浸かる部分です。
造船所出身の岡田さんだからこそ見る機会が少なく再現が難しい所も忠実に再現することができます。
幼いころから海の近くで育ち生粋の船好きである岡田さんの模型作りの始まりは遡ることおよそ70年前、小学校低学年の頃だといいます。
造船所時代も模型作りを続け退職を前に本格的に模型作りに力を入れ始めました。
一つの模型を作るのにかかる期間はおよそ3カ月。
これまで岡田さんの手によって20隻ほどの船が誕生しました。
また岡田さんは明日、玉野商工高校へ、フェリー「なおしま」の模型を寄贈するということです。
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