倉敷市茶屋町出身の磯崎眠亀を顕彰する小学生の作品展で表彰式が行われました。
この作品展は、日本で初めての本格的な花ござ「錦莞莚」を完成させた磯崎眠亀の精神を地域に広めようと毎年顕彰会が開いているものです。
今年は書道、図画、デザインの3つの部門へ茶屋町学区や近隣学区の児童204人から応募がありました。学年ごとの課題を書いた毛筆や、
眠亀の特徴をとらえた水彩画のほか花や花びらを図案化したものなど子どもたちの自由な視点で表現されています。
最優秀賞にあたる磯崎眠亀大賞には、書道の部の6年生西井結惟さんが選ばれました。
展示最終日のきょう(23日)記念館では町内会ごとに優秀作品の表彰式が行われ、顕彰会の佐川慶三会長から54人の児童へ賞状と記念品が贈られました。
郷土の偉人、磯崎眠亀を偲ぶ「眠亀まつり」は新型コロナの影響で去年に続き中止となりましたが顕彰会はこの作品展を「失敗しても諦めない」眠亀の姿勢を学ぶ機会にしてほしいと考えています。