小選挙区の「1票の格差」是正へ向けて岡山県の定数が5から4へと1議席減る見込みを受け、県内の市長会と町村会は削減反対の要望書を県へ提出しました。
岡山県市長会会長の伊東香織倉敷市長と町村会会長の山崎親男鏡野町長が県庁を訪れ、衆院小選挙区の削減反対を求める要望書を横田有次副知事へ提出し国への働きかけを要望しました。
総務省では国勢調査を元に10年に一度、選挙区の見直しを行っています。
これにより、岡山県の小選挙区が5区から4区に削減される見通しです。
広島、山口、愛媛などの10県でも選挙区が一つずつ減ります。
また、比例代表中国選挙区では定数が11から10に減少する方向です。
伊東香織会長は「地方創生のためには地方の声を反映させる議員の存在は重要である」と訴えました。
新しい選挙区案は衆院議員選挙区画定審議会から遅くとも6月末までに勧告される予定です。