玉野市のJR宇野駅に設置するストリートピアノをマスキングテープで飾り付けるワークショップが開かれました。
「たまののピアノ」と命名されたストリートピアノは2年前から宇野駅に設置されていましたが、老朽化のため別のピアノに取り替えることになりました。
2代目の「たまののピアノ」はアップライトピアノと電子ピアノの2台体制となります。
それぞれのピアノはすでにマスキングテープが張られて下地ができた状態です。
そこに市民が作った飾りを貼り付けてピアノを彩ります。
今回のワークショップでは「玉野らしいもの」や「花」「海」といったテーマが連想できるものをデザインします。
会場にはさまざまな柄や色のマスキングテープが用意されました。
参加者は500個を超える中から好きなものを選びます。
「mt」でおなじみマスキングテープのメーカーカモ井加工紙の社員からアドバイスを受けます。
切る、張るという単純作業ですが、たくさんの柄の中から選び、組み合わせる難しさも魅力です。
クッキングペーパーに張り付けたマスキングテープを、型に沿って切り取って完成です。
クッキングペーパーからはがしてピアノに飾り付けます。
木の実、空に輝く星、海を泳ぐ魚など、たくさんの個性が集まり、一つの作品に仕上がりました。
飾り付けられた2代目の「たまののピアノ」は、来月24日に宇野駅でお披露目される予定です。