JR西日本の観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の運行が今年も宇野線で始まりました。それに合わせ、玉野市の高校生が宇野駅で乗客を歓迎する演奏会を開きました。
「ラ・マル・ド・ボァ」は、6年前の瀬戸内国際芸術祭に合わせて誕生した観光列車です。
今年の運行初日は、定員を満たす約50人を乗せ、終点の宇野駅に着きました。
乗客を迎えるのは、玉野高校吹奏楽部20人による演奏です。
オリジナル曲やアンサンブル、ポップスなど7曲を披露しました。
思いがけない音楽のプレゼントに、乗客は惜しみない拍手を送っていました。
JR西日本では今年から観光列車「ラ・マル・ド・ボァ」の車内でデジタルコンテンツの自動配信サービスを始めました。
乗客が特設サイトにアクセスすれば、指定された駅を通過するごとに、玉野周辺の観光に関する動画が流れる仕組みです。
この動画制作に、玉野高校の吹奏楽部もオリジナル曲の演奏で協力しました。
「ラ・マル・ド・ボァ」の運行開始にあわせて、3年に一度のアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」も、いよいよ14日に開幕します。おなじみ宇野のチヌはお色直しが完了し、観客を迎える準備が整いました。
今回は築港商店街にも複数のアート作品が登場する予定です。