倉敷市児島地区を中心に活動しているアマチュア絵画グループ「青翠会」の作品展が開かれています。
会場となっている倉敷ファッションセンターには、会員20人が描いた作品およそ60点が展示されています。
青翠会は倉敷市児島味野出身の画家黒明 宗太さんが講師を務める絵画グループです。
透明水彩画を中心にスケッチや油彩画など、60代から80代のメンバーが4つのクラスに分かれ、月に3回程度活動しています。
34回目となる今回の作品展は、新型コロナの影響で半年ほど延期になっていましたが、会員たちの成果の発表の場を失わないようにとこの度開かれたものです。
作品は全て新作で、県内の観光スポットをはじめとした風景画や、旬の野菜や果物、ペットといった日常を題材にしたものまで様々な絵画が並びます。
最年長・85歳の向井 資浩さんは、傘寿のお祝いの際に食卓に並んだ伊勢海老を色彩豊かに描きました。
この他にも、会員たちが過去に訪れた海外の美しい風景など、それぞれの想いが詰まった作品に、訪れた人は足を止めていました。
第34回 青翠会展は、今月24日(日)まで、倉敷市児島駅前の倉敷ファッションセンターで開かれています。