岡山県内最大規模を誇る玉野市の渋川海水浴場できょう(9日)、3年ぶりの海開きが行われました。
渋川海水浴場は新型コロナの影響で、一昨年から2年連続で開設が中止されましたが、今年は3年ぶりの開設となりました。
海開き式には、関係者など約50人が参加。
御前八幡宮の堀正臣宮司による海水浴客の安全を祈願する神事に続いて、玉野市の柴田 義朗市長らによるテープカットが行われました。
また、海開きに合わせて玉野海上保安部をはじめ、玉野市消防本部、玉野警察署などから約30人が参加しての海難救助訓練が行われました。
訓練は溺れている人が発見されたという想定のもと、海上保安庁の船など4隻を使った迅速な救助対応や、各機関が連携しての緊急搬送など有事の際の動きを確認しました。
海開き初日は小雨が降り、あいにくの天気となりましたが、来場者は3年ぶりの海水浴を楽しんでいました。
渋川海水浴場では新型コロナの感染対策として、既存のシャワー室の利用を制限し、屋外に新たにシャワーを設けるほか、更衣室を同時に利用できる人数を半分にして仮設の更衣室を設置します。
渋川海水浴場の開設期間はきょう(9日)から8月21日までの44日間の予定です。