岡山県はきょう(26日)、新型コロナ対策本部会議を開き今月末までの「BA.5対策強化期間」を来月9月末まで延長すると発表しました。
岡山県では、先週過去最多となる4399人の新規感染者が出たほか病床使用率も60%を超える状態が続いています。
このことから、岡山県は今月末までとしていた「BA.5対策強化期間」を9月末まで延長すると発表しました。
対策期間中は、引き続き感染対策の徹底を呼び掛けるだけでなく医療提供体制のひっ迫を回避するための要請を強化します。
症状が軽い場合には休日や夜間ではなく平日の日中に発熱外来を受診することを呼びかけるほか、今月末から新たに「検査キット配送・陽性者登録センター」を設置します。
このセンターでは、ホームページから申し込みのあった20代の人の自宅に検査キットを配送し陽性だった場合、WEBで報告を受け付けます。
岡山県では、このセンターの利用や無症状者の無料検査の実施、確保病床をきょう(26日)から新たに29床増やすなどして医療提供体制を保持していきたい考えです。
会議では、このほか緊急搬送の負担軽減のため容体が悪化した自宅療養者のための一時療養待機所を県内2つの医療機関に設置することが発表されました。