総社市はロシアのウクライナ侵攻からの避難者を通してウクライナでの戦争体験や平和の思いを子どもたちに学んでもらおうと総社中学校で講演会を開きました。
涙ながらに訴えかけるのはウクライナからの避難民チジェンコ・アロナさんです。
総社中学校で行われた講演会には3年生の生徒およそ70人が参加しました。
アロナさんはウクライナの首都キーウでロシアによるロケットやミサイル攻撃を目の当たりにしました。
講演では家の地下に逃げて隠れても安全とは思わなかったと当時の心境を話し、総社市の子どもたちに戦争体験を伝えました。
生徒たちはアロナさんの話をきいて平和の大切さを学んでいました。
アロナさんは先月総社市に避難民として受け入れられ現在は総社市の職員として働いています。
戦争体験を多くの人に伝えようと今回初めて講演を開きました。
アロナさんは今後も市内の小中学校で講演を行います。