食料品や光熱費など物価高騰が相次ぐ中、大原美術館でも来年4月から入館料を500円値上げすると発表しました。
コロナ前まで国内外から年間約26万人が訪れていた大原美術館です。
現在の入館料は一般が1500円、20人以上の団体は1300円となっていますが来年4月からは一般の料金を500円値上げし2000円に団体向割引や前売り券の販売も取りやめます。
子どもがアートに触れる機会を守るため小・中・高校生の入館料500円は値上げせず、据え置きます。
エアコンや照明など施設の光熱費が倍の値段に上がったことが今回の値上げの主な要因です。
また、新型コロナ急拡大により去年とおととしは例年の約3分の1まで 来館者数が減少。
光熱費の他にも分館など老朽化した施設の修繕にかかる費用をこれまで入館料でまかなってきましたが、来館者数の激減により値上げに至りました。
大原美術館の入館料改定は消費税増税に伴い値上げした2020年4月以来、3年ぶりです。