倉敷市の児島観光港でアートイベントが開かれ待合所が児島の特産品で装飾されているほか、毎週土日にはマルシェやワークショップなどが行われています。
「海の駅」に認定されている児島観光港の待合所が児島の海とジーンズを象徴するブルーを基調とした装飾で彩られています。
港側と児島駅側のそれぞれの入り口にオブジェが設置され作品にはデニムや体操服など地元特産の生地が使われています。
また待合室にはかつて児島に寄港していた北前船を再現した作品が設置され船の中には児島に関係する畳縁やタコなどの様々なものが載せられています。
この装飾は早島町にアトリエを構える装飾家の能勢聖紅さんが手がけ先月完成させました。
待合所の隣ではマルシェが行われ県内のスイーツなどのグルメや児島特産のデニム商品などのブースが並んでいます。
児島で醤油を製造する塩田屋はイベントの時、限定で販売しているデニムコースターがセットになった醤油を販売し人気を集めていました。
さらに待合室の中ではワークショップも行われきょう(22日)は児島の浦上染料店が絞り染めを体験できるワークショップを開きました。訪れた人はオリジナルのストールの染めを制作して楽しんでいました。
このアートイベントは児島観光港が瀬戸内国際芸術祭が行われている香川県の本島への定期船が発着していることから利用客や地域の人にアートを通じて地元の特産品に関心を持ってもらおうと倉敷市が初めて開きました。
KOJIMABLUENESSは11月6日(日)まで行われ毎週土日にマルシェが開催されています。
明日23日(日)は会場を装飾した能勢聖紅さんによるワークショップが行われます。