倉敷本染手織研究所の卒業生でつくる倉敷本染手織会の作品展が倉敷民藝館で開かれています。
会場には倉敷本染手織会のメンバー50人の作品、約800点が並んでいます。
藍やベンガラなどで手染めした木綿や羊毛を使い、糸紡ぎから織りの工程まで全て手作業で作られています。
椅子敷やマフラーなどの作品はシンプルなデザインですが、温かみがあり、どれも永年使い続けたいと思わせてくれるものばかりです。
倉敷本染手織研究所は倉敷民藝館の外村 吉之介初代館長によって1953年に設立されました。
日常使いの実用品を製作する製作者の育成を目的としていて、卒業生は400人を超えます。
作品展は即売会も兼ねていて、訪れた人は気に入った作品を買い求めていました。
倉敷本染手織作品展は今月6日(日)まで倉敷民藝館で開かれています。