倉敷市内で新たに鳥インフルエンザが発生しました。
他の養鶏場で先月(10月)下旬に発生して以来2例目です。
きのう(3日)夜、倉敷市は対策本部会議を開き、今後の対応を協議しました。
3日朝、倉敷市内の養鶏場から「ニワトリが相次いで死んでいる」と井笠家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査で24羽に陽性反応が出ました。
その後の遺伝子検査の結果、きょう(4日)午前8時に高病原性のH5亜型の鳥インフルエンザに感染していることが確認されました。
倉敷市はきのう(3日)夜、対策本部会議を開き今後の対応などを協議しました。
県ではけさ(4日)から51万羽の殺処分を始めました。
前回の17万羽のほぼ3倍になります。
養鶏場から半径3キロ以内をニワトリや卵の移動を禁止する「移動制限区域」に、半径3キロから10キロ以内は出荷を禁止する「搬出制限区域」と設定しています。
また、感染拡大を防ぐため消毒ポイントを発生養鶏場の周辺など倉敷市と矢掛町にそれぞれ2ヵ所、総社市に1ヵ所設けています。
倉敷市では、身近なところで鳥が死んでいるのを見た場合は市へ連絡するよう呼びかけています。