文化の向上や発展に貢献した個人や団体へ贈られる「倉敷市文化連盟賞」の贈呈式が行われました。
今年度の倉敷市文化連盟賞に選ばれたのは2人です。
倉敷市西富井の児童文学者・松田範祐さん(82)は、倉敷市民文学賞の童話作品集「くらしきどうわ」の審査員を創刊時から務め、現在は審査委員長として編集や出版にも関わっています。
高校や大学、市民講座でも指導を行ってきたほか、岡山児童文学会の会長として後進の育成にも尽力していることなどが評価されました。
倉敷市玉島の天文学者・香西洋樹さん(89)は、これまでに新たな小惑星を93個発見していて、「玉島」や「良寛」など地元に関する名前を提案し、国際的に承認されています。
県内外で多くの講演会や講座を開き、天文学の普及啓発に大きく貢献してきました。
また、将来の活躍が期待される個人や団体へ贈られる文化連盟奨励賞には、版画家・岡村勇佑さん(43)と、彫刻家・秋田美鈴さん(30)が選ばれました。
倉敷市文化連盟賞は、これまでに111人と9団体が受賞しています。
※今年度の受賞者2人含む




