総社市山手地区でこの時期旬を迎える露地桃「冬桃がたり」の出荷に向けて、選果作業が始まりました。
山手中央選果場にはおよそ4000個の「冬桃がたり」が運び込まれました。
「冬桃がたり」は2012年に商標登録された品種です。
4月に花が咲き、5月に実が付きますが、実の生育が遅いため11月中ごろに収穫期を迎えます。
平均糖度が15度以上とほかの品種と比べて高く、なめらかな果肉と豊かな香りが特徴です。
また、日持ちも良いため、贈答用として人気があります。
持ち込まれた桃は専用のセンサーで糖度と大きさを測って5つの等級に分けられました。
今年は天候に恵まれたため、例年に負けない大きさ・糖度に仕上がっています。
「冬桃がたり」は来月上旬までにおよそ10トン収穫される予定で、岡山だけでなく大阪・東京にも出荷されます。