全国各地から集まった貴重なレコードやCDが並ぶ「倉敷音楽市場」が、天満屋倉敷店で開かれています。
会場には、岡山や大阪、千葉など6つの府県の11店舗から約3万点のレコードやCDが集まりました。
このイベントは、地元の人に貴重な音楽ソフトとの出会いを楽しんでもらうことや音楽業界の活性化を目的に、2016年から年に2回開かれています。
新たな音楽に触れてもらおうと参加する店舗を一部入れ替えていて、香川県・小豆島のレコード店「ヨシダ音楽館」は、今回が初の出店です。
民家の四畳半の部屋で営む小さな店ですが、ロックやジャズ、70~80年代のアイドルなど幅広いジャンルが揃い、マニアックなものも楽しめるのが魅力です。
そのほかにも、戦前のSPレコードから現代の人気アーティストのレコード盤などが並び、訪れたコレクターたちは1枚1枚吟味しながらお気に入りの品を探していました。
近年、コロナ禍の新たな趣味や手間をかけて音楽を聴く楽しさなどからアナログレコードが世界的にブームとなっています。
日本でもこの10年で生産枚数が11倍となり、去年は前年の2倍となる190万枚を売り上げるなど、需要が高まっています。
倉敷音楽市場は、今月19日(月)まで天満屋倉敷店で開かれています。