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ニュースで振り返る2022年 「新型コロナの一年 シーズン3」

きょうから今年1年の出来事を振り返るシリーズ「ニュースで振り返る2022年」をお送りします。
まずは、今年も1年を通して私たちの生活に大きな影響を及ぼした「新型コロナウイルス」を巡る動きをまとめます。

<オミクロン株出現>

【1月3日オミクロン株県内初確認】
1月1日発表の新規感染者数は3人。
穏やかな一年のスタートかと思われましたが、1月3日にこれまで主流だったデルタ株よりも感染力が強いオミクロン株が県内で初めて確認されました。
これまで主流だったデルタ株よりも感染力が強いため、年が明けて一気に警戒感が強まりました。

【1月8日薬局で無料検査スタート】
岡山県は、無症状の人を対象にした無料の検査を薬局などではじめました。
感染力の強いオミクロン株の早期発見につなげようと実施したものです。
しかし、急激な患者の増加もあり、希望者が殺到。
検査キットの品薄になるなど影響が出ました。

【1月19日県立学校の部活動休止(対策本部会議)】

●伊原木隆太知事「事態が急速に悪化をしていますみなさん方にできることをやっていただく」

今年の新型コロナ、去年おととしと異なるのが、若者の集団感染です。
10代の感染者が急増していて、学校でのクラスター発生が相次ぎました。
そのため県は、公式大会を控えている場合を除き、県立学校の部活動を停止する措置を取りました。

【1月22日まん防適用を国に要請】
そして、再び。

●伊原木隆太知事「まん延防止等重点措置の適用を要請しました」

第6波の突入です。前回から4ヵ月も経たないうちに再びまん延防止措置が始まりました。

【1月27日また飲食店に時短要請(1/26放送)】

●店主「またこの厳しい状況が続くのかと思ったらあまりやる気が出ない」

飲食店への時短要請も再び。
臨時休業を選択する店もありました。

●店主「これだけ増えてきたらこっちもコロナにかかるのが怖いしお客さんも怖いし」

臨時休業、客の減少・・・おととしから繰り返される負の連鎖は、今年も断ち切れないのかと思われました。

<頼みの綱はワクチン接種>

【2月9日倉敷市が3回目集団接種会場開設・2月10日伊東市長がアピール】
医療ひっ迫をいかに防ぐか。
そのための策が、ワクチン接種です。
3回目の接種で重症化・感染予防を図ろうと、自治体のトップも自らアピールです。

●伊東香織市長「3回目の接種でウイルスへの抗体価が格段に上がると川崎医大の研究チームによる報告で明らかになっている」

【3月14日小児ワクチン接種開始】
オミクロン株の出現で多くの感染者が出た子どもへの対応として、5歳から11歳までに対応した小児ワクチンの接種が3月から始まりました。

【4月15日予約なし集団接種商業施設に開設(倉敷市)】
ワクチンを打ちやすい環境にも力を入れました。
倉敷市では、大型商業施設に接種会場を設け、予約なしでワクチンを打てる仕組みを初めて作りました。

●接種した人「仕事が忙しかったりするので予約していくのが難しい」「スムーズでよかったもっと多いかと思ったけど」

【4月23日外国人集団接種(倉敷市)】
外国人向けの集団接種では、通訳を配置。医師による問診の通訳をするなど接種の手助けをしました。
あの手この手でワクチン接種を進めた結果、3月下旬の10万人あたり感染者数は159.06人と、ピーク(2月3~9日)の395.87人から徐々に抑え込みが進みました。

<WITHコロナへ>

新型コロナ発生から3年目の大型連休。
2年前の同じ時期は人の姿がありませんでしたが今年は行動制限のないゴールデンウイークとなり、観光地に人出が戻ってきました。
生かし=「10時30分、40分の大原美術館の入館整理券をお持ちのお客様いらっしゃいませんか」大原美術館では入場制限をかけて密集を防ぐなど、新たなシステムで営業を継続する方法にシフトしました。

●大原美術館森川政典副館長「とうとうWITHコロナの時代に突入した」

【7月17日海水浴場にぎわう】
7月には海水浴場がオープンするなど、日常が戻りつつある中、勢いよく第7波が迫ってきました。
(8月9日までに)病床使用率が1ヵ月で50ポイントアップし、10万人あたり感染者数は(8/4~10)1060.70人と、初めて1000人を超えました。
これまでのオミクロン株よりさらに感染力の高いBA.5の出現です。

【8月5日対策本部会議(8月10日放送)】

●伊原木隆太知事「いまほどコロナに感染しやすい時期はありません移動の多いお盆を控えておひとりおひとりが気を付けていただくことが本当に大事」

【無料検査(8月10日放送)】
この夏、県は行動制限をかけず、感染防止の呼びかけにとどめました。
また、お盆前に帰省する人向けに無料の抗原検査会場を設置しました。
結局、10万人あたり感染者数は、お盆明け(8/18~24)にピーク(1412.76人)を迎えましたが、9月にかけて緩やかに減少していきました。

【9月28日オミクロン株ワクチン接種開始(倉敷市)】
9月下旬からは、新たな防御策としてオミクロン株対応のワクチンが登場。
4回目の接種を促しているところですが、12月12日時点の接種率(県全体)を見ると64歳以下では、まだ4分の1にとどまっています。
(12~64歳26.60%、65歳以上80.40%)一方、秋が深まるのにあわせ第8波が始まりました。
12月中旬には確保病床使用率(入院)が60%を超え、県が「医療ひっ迫警報」を出して、感染防止を呼び掛けています。
新型コロナへの向き合い方が変わり始めた2022年。
来年は、WITHコロナからアフターコロナに移ることを期待したいところです。

国では、感染症法上の分類が2類相当だったのを、5類に引き下げる議論も始まり、来年早々には結論が出そうです。
2023年は、どう新型コロナと付き合うのか、アフターコロナに向けての希望を持ちたいものです。
シリーズ「ニュースで振り返る2022年」、来週月曜からは3カ月ごとにエリアの出来事を振り返ります。

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  • 放送日:2022/12/22(木)
  • 担当者:六路木 謙治
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