倉敷市が16日(月)から5日間、市内12の文化観光施設を無料公開しています。
大原美術館をはじめ、多くの施設が連日大盛況です。
午前9時の開館前、倉敷美観地区にある大原美術館では普段あまり見られない長い行列ができていました。
オープン直前に数えると100人を超えていました。
開館時間の9時になると順番に受付をして無料でチケットを受け取り入館していきます。
大原美術館では休館日を除くきのう(18日)までの2日間で5000人を超える人が訪れたそうです。
これは例年の1月と比べておよそ20倍の入館者数です。
館内では西洋の名画や日本の近・現代美術などを鑑賞しようと大勢の人で賑わいました。
(場所テロップ)大原美術館の向かいにある旧大原家住宅の語らい座 大原本邸でも午前9時のオープンから訪れる人が絶えません。
ここでも館内にある大原家の所蔵品など全て無料で公開されていて、訪れた人は展示品に見入っている様子でした。
この取り組みは、観光客数が大きく落ちこむ冬の閑散期に合わせて、客足増加の促進と事業者支援を目的に、倉敷市が初めて企画したものです。
このほかの施設では、倉敷考古館では一日の来館者数が例年の100倍、いがらしみゆこ美術館では過去最高となるおよそ1000人の来場者数を記録したということです。
なお、無料公開はあす20日(金)までとなっています。