平成30年に起きた西日本豪雨で被災地となった倉敷市真備町では、演劇を切り口に防災力を高めようという試みが行われています。
災害後から地域の居場所作りに取り組んでいるNPO法人ぶどうの家では演劇を通して防災の周知などに努めてきました。
西日本豪雨災害では犠牲者の多くが高齢者で、中には認知症を患う人もいました。
そこで認知症と防災についてもっと身近に考えてもらおうと始まったこの取り組みでは、参加者が自ら演劇の台本を考え、演じ、発表します。
この日(26日)は地元住民など約15人が参加し、災害時の行動計画=マイタイムラインをテーマにワークショップを行いました。
ワークショップでは3グループに分かれてそれぞれの経験や考えなどを共有し、課題や解決策を話し合いました。
ワークショップのあとは、参加者同士で劇の構成を考えます。
そして来月行われる発表会に向け各グループでショートストーリーを作り、披露しました。
この取り組みは2021年9月から行っていて、これまで2回発表会を開催しています。
3回目の開催となる演劇「老いと演劇」は来月(2月)23日(木)にぶどうの家BRANCHで行われます。
詳しくはぶどうの家BRANCHまでお問い合わせください。
TEL:086—697—5255