岡山県は、きょう県内の新型コロナ感染「第8波」のピークは過ぎたと判断し、県下に発令していた「医療ひっ迫警報」を解除するとともに、4段階の感染レベル分類を下から2番目のレベル2に引き下げると発表しました。
岡山県内では、新型コロナ感染による入院患者の確保病床使用率が先月10日の72.8%をピークに減少傾向にあり、きのう(8日)時点で35.3%と医療ひっ迫の目安となる50%を切っています。
また、確保病床以外の一般病床への入院患者も減少傾向となっています。
医療機関への負荷も改善されつつあることから昨年12月20日から県が独自に発令していた「医療ひっ迫警報」をきょう9日をもって解除すると発表しました。
また新規陽性者数も年末年始を挟んで1月上旬をピークに減少していることなどから、4段階の感染レベル分類を現在のレベル3「医療負荷増大期」から下から2番目のレベル2「感染拡大初期」に引き下げると発表しました。
感染の再拡大を防ぐため県では引き続き基本的な感染防止策の徹底や医療機関への適切な受診の協力、早期のワクチン接種を呼び掛けています。