繊維の街として知られる倉敷市児島地区で地元企業などによる雛人形展が児島市民交流センターで開かれています。
会場には学生服やビンテージウォッシュなど繊維の街・児島の企業24社と倉敷で繊維を学んでいる4つの高校が制作したお雛さま、31点が並んでいます。
作品は畳縁やジーンズカジュアルなどそれぞれの企業が得意とする繊維産業の技術を駆使して仕上げています。
作業服のCUC=旧中国産業=が制作したこちらの雛人形。
よく見てみると安全第一と書かれたワッペンが袖についています。
他にも交通整理などに使う誘導棒が腰のあたりに装備されるなどワークウエアーを着用したちょっと珍しいお雛さまとなっています。
続いて、服飾や繊維の資材の卸売りなどを行っている清原が手掛けたこちらの作品。
一体何で作られているでしょう。
近づいてみてみると、なんとボタンで猫が形づくられていました。
他にもビンテージウォッシュを施したお雛さまの顔はめパネルや今年の干支、うさぎをモチーフにした雛人形などが並んでいます。
第8回産業お雛さま展は倉敷雛めぐりの一環として行われていて来月(3月)12日(日)まで児島市民交流センターで開かれています。