トルコ南部で起きた大きな地震からまもなく1カ月が経ちます。
総社市では避難する人に寝袋を追加で発送するなど、切れ目ない支援が行われています。
4月まで夜の気温が氷点下となるトルコ南部で避難する住民を支援しようと、総社市は、登山家の野口健さんが代表を務める環境保護団体などと連携して、寝袋を全国各地から集めています。
先月(2月)17日に588個を送っていますが、今回は追加分として502個を被災地のトルコに送ります。
赤磐市など近隣の自治体からも支援が集まりました。
10tトラックに積み込まれた寝袋は、あす(3日)以降、神奈川県の海老名市南部大型防災備蓄倉庫に一旦送られたあと、羽田空港を経由してトルコに届けられます。
総社市で被災した住民からもエールが送られています。
浸水とアルミ工場爆発で二重の被害を受けた総社市下原地区の住民が、募金10万円を片岡聡一市長に託しました。
片岡市長は、トルコの被災者支援として、夜の避難生活に役立つランタンを送るための費用に充てたいと語りました。
ランタンの支援は寝袋と同じく、登山家の野口健さんが代表を務める環境保護団体などと連携して行います。