倉敷市中島にある特別養護老人ホーム「ますみ荘」はこの春卒業する児童へのエールを込めた作品を中島小学校へ贈りました。
贈られた作品には今年度中島小学校を卒業する6年生、160人分のメッセージカードが張り付けられています。
「未来へ」や「飛翔」など卒業生に向けてのエールの言葉が書かれたカードは取り外せるようになっていて6年生が1人1個持って帰ることができすべてのカードを取ると隠されたメッセージが出てくる仕掛けが施されています。
また、カードにつけられた飾りはマスキングテ―プなどで作られたものです。
ますみ荘ではマスキングテープを使った貼り絵作りをリハビリに取り入れていて施設を利用する人などが約1カ月かけて作品を完成させました。
きょう(10日)は、ますみ荘の小森弥彦施設長などが中島小学校を訪れ代表の児童2人に作品を渡しました。
ますみ荘ではこれまで福祉学習やボランティアなどで中島小学校の児童との交流がありましたが新型コロナの影響で交流ができなくなったおととしから作品を届け卒業生へエールを送るこの取り組みを行っています。
ますみ荘では先月、倉敷中央高校の卒業生にもこの作品を贈っています。