倉敷市、玉野市、早島町の公立中学校で、きょう(13日)卒業式が行われました。
コロナ禍の3年間を過ごした卒業生は、万感の思いで旅立ちの日を迎えました。
倉敷市立真備中学校では、3年生69人が卒業式に臨みました。
担任が一人ひとり名前を読み上げ、生徒2人が代表して、卒業証書を受け取りました。
小山治子校長は、豪雨災害、そして新型コロナの中で成長を遂げた3年生をたたえ、エールを送りました。
卒業生の答辞は、川田聖七さんです。
そして、温かく見守ってくれた両親にも、感謝です。
4年ぶりに声を出して合唱ができた卒業生。
吹奏楽部の生演奏、そして保護者や恩師の拍手に送られ、3年間の学校生活を締めくくりました。
地域の人たちも、中学生の門出の日を祝福です。
真備町のボランティア有志が、船穂町で栽培されたスイートピーを用意しました。
花言葉は、「門出」や「優しい思い出」。
白やピンク、紫など3本を1つの束にして、真備中と真備東中の卒業生189人に贈りました。
届けられたスイートピーの花束は、クラスの担任から一人ずつ手渡されました。
最後は、マスクを外して記念撮影した卒業生。
みなさんの笑顔の向こうには、必ず希望が見えています。