現代アートイベント「モンカーダこじま芸術祭」が倉敷市児島地区を中心に来月2日まで開かれています。
今月9日には記念コンサートが行われました。
先月25日からスタートした「モンカーダこじま芸術祭」。
芸術祭の一環として開かれた演奏会では、ピアノやコントラバスの演奏で会場を魅了しました。
モンカーダこじま芸術祭は国内外の第一線で活躍するアーティストの現代美術作品の展示や音楽家による演奏会などを行うイベントです。
今年のテーマは「瀧」。
児島地区を中心にした4ヵ所の会場には、現代アート作家による斬新な作品が登場しています。
会場の1つである倉敷市児島由加の芸術蔵ⅭanJoanではスペイン・バルセロナ出身の画家マルタ・モンカーダさんの抽象画をはじめ、現代アート作家によるおよそ40点の作品が並びます。
記念コンサートではフランスの曲や日本の童謡、ジャズアレンジなど様々な国やジャンルの音楽が演奏されました。
(いかし)コンサートの後半では馬頭琴によるモンゴル民謡なども披露され、やわらかい音色が会場に響きます。
観客は、現代アートに囲まれながら音楽を楽しんでいました。
このイベントは現代アートを身近に感じてもらおうと2013年から開かれていて、今年で11年目です。
「モンカ―ダこじま芸術祭2023」は芸術蔵ⅭanJoanのほか、野﨑家旧宅など児島地区周辺の4ヵ所が会場になっていて来月2日まで開催されます。
会場:芸術蔵ⅭanJoan、野﨑家旧宅早滝芸術村、茶房&ギャラリー遠音(20日まで)