去年11月、カタールで開催されたサッカーワールドカップに災害被災地の子どもたちを招待するプロジェクトが実現しました。
倉敷市真備町からも高校生と大学生2人が参加していて、現地での体験を地元真備町で報告しました。
カタールへ招待されたのは、倉敷市真備町出身の高校生中山颯太さんと大学生の古角航平さんです。
2人は2018年当時中学生で、自宅の1階が浸水。
避難生活を余儀なくされました。
そんな2人が参加したのは日本代表サポーターの角田寛和さんが企画したプロジェクト、「トモにカタールへ!」です。
被災経験のある子どもたちを現地でのワールドカップ観戦に招待するというもので、福島県南相馬市や熊本県球磨村など全国6カ所の被災地から8人が選ばれました。
報告会ではサッカー観戦の楽しさや盛り上がりを語ったほか、カタールの大学生と英語で会話をしたときの様子を再現しました。
今回招待を受けた2人は、サッカー観戦をきっかけに異なる文化を体感しただけでなく、復興へ力を尽くした仲間との絆を深める機会になったようです。