病気の子どもを勇気づける人形「キワニスドール」を総社高校家政科の生徒が作りました。
総社高校で行われたキワニスドールづくりには岡山キワニスクラブ会員と総社高校家政科の1、2年生約70人が参加しました。
キワニスドールは病気の子どもたちを勇気づけるもので、医者が病気の説明をする時などにも使われます。
顔はのっぺらぼうで自分たちで書きこむことができます。
生徒たちは、クラブ会員の説明のもと、人形の型に切り取られた布を手やミシンで縫い合わせたあと、中に綿を詰めます。
製作会には、岡山市出身の俳優で岡山キワニスクラブの八名信夫さんも参加し、みんなで完成を目指しました。
キワニスクラブは世界三大社会奉仕団体のひとつで子どもたちの支援に力を入れています。
岡山キワニスクラブは2020年7月に発足。
キワニスドールの普及活動に取り組み、これまで約360体を県内の病院や支援学校などへ贈っています。
総社高校で製作するのは2回目です。
製作したキワニスドールは、後日、県内の病院や看護学校などへ寄贈する予定です。