玉野光南高校の生徒が地域の高齢者と子どもたちを繋ごうと防災訓練を企画しました。
SDGsな缶詰を使った炊き出し訓練で、地域の防災力アップに取り組みます。
子どもたちや地域の人が集まって握っているのは「おにぎり」。
使っている具材は、フードロス解決を目指し廃棄食材を使って作られた缶詰「コノヒトカン」です。
このSDGsな缶詰を防災力の向上にも役立てようとシニア世代と子どもたちを繋ぐ炊き出し訓練を玉野光南高校の生徒が企画しました。
企画した玉野光南高校のSDGs学習会は去年11月に行われたコノヒトカンの活用方法を競うアイデアコンテストに参加し、炊き出し訓練というアイデアで見事優勝を果たしました。
その時の優勝アイデアが実現し学童保育を利用する小学生など約30人が訓練に参加しました。
災害時に保護者が仕事で近くにいない場合を想定し、いざという時にシニア世代と子どもたちが協力して避難できるよう繋がりを作ることが目的です。
大人も子どもも一緒になって行うおにぎり作り。
協力しながら、一生懸命おにぎりを握ります。
災害時の呼びかけを使った「防災かるた」では、大シニア世代と子どもたちを繋いだ取り組みは参加者に防災だけでなくSDGsへも目を向けるきっかけになったようです。
今後も防災から始まる地域の新たな繋がりが期待出来そうです。