かつてツツジが群生する里山があり名所として知られていた中庄地区で、地域の人たちにツツジに親しんでもらうイベントがきょう(1日)から開かれています。
「中庄ツツジ祭り」は倉敷市中庄地区で戦後の開発などにより少なくなったコバノミツバツツジが咲く里山の復活に取り組む住民グループ『ツツジ山再生プロジェクト』が主催し、初めて開いたものです。
会場となった倉敷高校近くの圃場は広さおよそ3.3アールで400本のツツジが植えられています。
まだ咲き始めのツツジは1週間後には満開を迎えそうです。
イベントでは多くの人にツツジの魅力を知ってもらおうと苗木が販売されたほか、『ツツジ山再生プロジェクト』が毎年開催している写真コンテストのパネル展示が行われました。
また、プロジェクトに賛同する倉敷高校の有志生徒も訪れ、プロジェクトのメンバーらと交流を深めていました。
ツツジの咲く風景を中庄地区に取り戻そうと2012年から活動している『ツツジ山再生プロジェクト』。
今後は中庄地区の黒崎から鳥羽までの間に植栽を行い「ツツジ街道」として整備する取り組みにも力を入れていく方針です。
中庄ツツジ祭りはあす(2日)も午前9時から午後4時まで開かれています。




