春の交通安全運動に合わせて児島警察署が高齢者を対象にした自転車教室を開きました。
自転車教室には郷内学区の老人クラブや母の会から44人が参加しました。
昨年度の児島署管内での高齢者の人身事故64件のうち11件が郷内学区で起き他学区より事故が多いことから高齢者交通安全重点地区に指定したことを受け、自転車教室を企画しました。
自転車のシミュレーター教室では走行を想定したモニターとペダル、ハンドルがついた自転車を運転しました。
自転車も軽車両として分類されることから警察署員が道路標示がある場所では一時停止をするなど自転車利用時の交通ルールを指導しました。
また、危険予測の教室ではオートバイ乗車時の事故の多い危険な場面を予測しながら再確認しました。
他にも俊敏性を測るテストや自転車乗車時の交通ルールに関するクイズが行われ、参加者は自転車利用時のルールを改めて学んでいました。
倉敷市では今年度に自転車が関わる事故が110件起きています。
(前年度比―6件)そのうち20件が児島署管内です。
(前年度比+12件)(15日までの件数)