普段旅行する機会が少ない障がいのある人が、ボランティアとともに列車で旅をする「ひまわり号」が、4年ぶりに倉敷駅を出発しました。
出発前に、倉敷駅前でセレモニーが開かれました。
今年は障がい者29人と、家族、介助ボランティアをあわせて139人が、津山市への旅に出ます。
倉敷市消防音楽隊や倉敷バトンフレッシュトワラーズがパフォーマンスを披露し、参加者に元気をプレゼントしました。
「ひまわり号」を走らせる取り組みは、倉敷市内の医療・福祉関係者による実行委員会が企画し、1984年から始まりました。
35回目となる今年は、新型コロナで4年ぶりの開催です。
今回の旅行は約2時間かけて、ディーゼルカーで津山駅まで移動します。
「ひまわり号」が津山市に向かうのは、37年ぶりです。
今回は、衆楽園、津山まなびの鉄道館、津山洋学資料館などを巡ります。
参加者は3両編成の列車に次々と乗り込み、午前9時9分に倉敷駅を出発しました。
なお、旅行先の津山市での様子を収めた写真が参加者から届きましたので、ご紹介します。
「ひまわり号」での日帰り旅行、参加者は午後7時前に倉敷駅に戻る行程です。