送配電事業を行う中国電力ネットワークと玉野海上保安部が合同で台風による停電を想定した災害対応訓練を行いました。
訓練には玉野海上保安部と中国電力ネットワークの職員17人が参加しました。
訓練は玉野市沖の香川県の直島で停電が起きたことを想定して行われ、電線が切れた時などに復旧に必要となる人員と資機材を巡視艇に積み込み輸送するとの内容で行われました。
この訓練は、瀬戸内海などを担任水域とする第六管区海上保安本部と中国電力が2020年1月に締結した災害が起きた際の通信障害等の復旧を、お互いの資源を活用することで円滑かつ迅速に行う為の協定に基づいて行われました。
実際に巡視艇を使って資機材を離島へ運ぶ訓練は今回が初めてです。
玉野海保管内では協定締結後の協力要請が必要な災害は起こっていません。
合同訓練は今後も続けていく予定です。