倉敷市の万寿小学校が今年で創立150周年を迎え、その記念式典が開かれました。
万寿小学校は明治6年・1873年に創立された3つの小学校(在新小・誘新小・日進小)が始まりで、そこから合併や学校名の変更を繰り返しながら昭和30年に今の形になりました。
万寿小学校の体育館で行われた式典には、5・6年生の児童や倉敷市の伊東香織市長などが出席し、1から4年生の児童はオンラインで参加しました。
式典では井上義一校長が「今から50年後、万寿小学校が200周年を迎えた時、児童のみなさんがきょうの日の記憶と記録をしっかりと引き継いでいってくれることを願っています」と呼びかけました。
他にも創立150周年記念事業の一環でPTAからスクリーンが贈られ、さっそくそのスクリーンを使って万寿小の歴史を振り返る記念動画が放送されました。
また、万寿小学校区にある倉敷翠松高校吹奏楽部の記念演奏も行われ、式典に彩りを添えました。
式典のほかに地域住民が提供した戦前に使われていた教科書や児童が書いた習字の作品などを展示した「卒業生による記念展示」が行われています。
※6月17日(土)から7月30日(日)までの土日限定
午後1時〜午後3時 万寿小学校北館1階東「ますの子ルーム」
また、8月には50年前に埋められたタイムカプセルを公開する「タイムカプセル展」も行われる予定です。
※8月12日(日)〜8月20日(日)万寿小学校体育館