倉敷アイビースクエアが創立50周年を記念して、敷地内にあった大原美術館の分館を、多目的イベントスペースにリニューアルしました。
倉敷アイビースクエアの新たな文化発信スポットは、「愛美赤煉瓦館」と名付けられました。
煉瓦造りの建物は、倉敷紡績所倉敷本社工場の倉庫として、1906年、明治39年に建設されました。
倉敷アイビースクエアが開業する2年前、1972年に、大原美術館の分館児島虎次郎記念館としてオープンし、2017年まで使われていました。
3棟あるうちの2棟を「愛美赤煉瓦館」として活用します。空調と照明を新しくしましたが、
内装や建物の梁組みなどは、虎次郎記念館の頃の雰囲気を残しています。
オープンを前に記念イベントが開かれ、地元関係者120人が祝いました。
また、シンガーソングライターの植村花菜さんがサプライズで登場。
ヒット曲「トイレの神様」などを披露しました。
愛美赤煉瓦館では、こけら落としを記念して、8日と9日に音楽イベント「AkaRengaMUSICDAY」を開催します。
今後は、コンサートだけでなく、展示会や結婚式など幅広い活用を想定します。
この日は創立50周年記念事業として、玉野市出身で自動車メーカーマツダの元副社長藤原清志さんによる記念講演会も開かれました。