総社市で家族で防災について学ぶイベントが開かれました。
家族防災教室に参加したのは、市内に住む家族19組62人です。
まずは、写真や動画で5年前の西日本豪雨災害を振り返り、当時の被害状況や、地元の高校生など多くの人がボランティアに駆け付けたことを学びました。
続いて、防災クイズに挑戦です。
地震が起こった時の行動など10問のクイズに3択で答えます。
最後は災害が起こった時に活躍するグッズ作りを行いました。
新聞紙だけで作れる簡易スリッパは、がれきなどが散乱している場所で足を守るのに役立ちます。
大人用は新聞紙1枚、子ども用は半分のサイズで作ることができます。
段ボールベッドも協力して組み立てていきます。
組み立てた箱の中に入れる斜めの支えがベッドの強度を高め、子どもたちが跳び乗っても壊れません。
この防災教室は、各地域の防災士でつくる「そうじゃ防災士の会」と総社市が市民の防災意識を高めようと去年から行っています。
そうじゃ防災士の会と総社市は、来年、市内の町内会の代表を集め地区防災計画の作成を促進する取り組みを企画しています。