天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会中国ブロックが9日と10日に行われました。
Vリーグ参入前最後の公式戦となる「倉敷アブレイズ」は決勝まで勝ち上がりました。
中国ブロック女子の部には高校生や実業団など11チームが参加し全国出場の1枠を懸けトーナメントを戦っていきます。
今年11月に開幕するV3リーグへの参戦が決まっている「倉敷アブレイズ」にとっては最後の公式戦となりました。
シード枠で出場した倉敷アブレイズの初戦は1回戦を勝ち抜いてきた鳥取県の岩美高校です。
第一セットは中盤までリードされる展開となりましたが、10番矢野のアタックで17対17と追いつきます。
その後も一進一退の攻防が続き試合はデュースまでもつれますが、最後は10番矢野と11番平岡のブロックが相手のミスを誘い、28対26でアブレイズが第1セットを先取します。
続く第二セット、16番田部の鋭いアタックなどで終始リードを守り切ったアブレイズは25対17で岩見高校を破り準決勝進出を決めました。
10日、準決勝でV2リーグの大野石油広島オイラーズを破り岡山シーガルズとの決勝戦に進んだ倉敷アブレイズでしたが、V1の実力を前に0―2で敗れ優勝には届きませんでした。