江戸から明治にかけて日本国内の海運を担った「北前船」ゆかりの土地が集い、交流を図る「北前船寄港地フォーラム」が6年ぶりに岡山県で開かれました。
分科会では下津井など北前船寄港地巡りが行われました。
分科会には倉敷市の伊東香織市長をはじめ県内外の自治体や企業関係者など約40人が参加しました。
北前船の寄港地の魅力を現地を訪ねて知ってもらおうと倉敷市コースや備前市コースなど岡山県内5つに分かれて開催されました。
そのうち倉敷市コースでは鷲羽山や下津井の街を訪問。
鷲羽山から見る瀬戸内の景色に参加者は北前船が通った航路を思い浮かべながら話を弾ませていました。
そのあと訪れたむかし下津井回船問屋では母屋や下津井の歴史が展示された資料館を見学しました。
また、下津井節振興会が北前船の船乗りから唄い引き継がれてきたと伝わる下津井節を披露。
本場の下津井節を聞きながら参加者は見入っていました。
なお、午後から岡山市で行われた北前船寄港地フォーラムでは伊東市長などが講演を行いました。