去年の11月、当時中学3年生だった倉敷市の梶谷恭暉さんが行方不明になってきのう(13日)で1年が経ちました。
帰りを待ち続ける家族などが、けさ(14日)倉敷駅でビラを配り、情報提供を呼びかけました。
通勤通学の時間帯に合わせて行われたビラ配りには行方不明になっている梶谷恭暉さんの母親と倉敷警察署員、ボランティアなど22人が参加しました。
恭暉さんは去年の11月13日の日曜日の午後2時30分ごろ、家族に「塾に行く」と言って自宅を出たのを最後に行方が分からなくなりました。
同じ日、JR倉敷駅周辺にある商業施設では恭暉さんが乗っていた自転車が見つかっています。
また、広島県三原市では恭暉さんに似た人物が防犯カメラの映像に映っていました。
翌日の14日には広島県尾道市の生口島の路上で恭暉さんのスマートフォンと本が見つかっています。
恭暉さんの母親は全国各地で情報提供を呼び掛けてきて、きのう(13日)までで157件の目撃情報が寄せられています。
しかし、有力な情報がなくいまだ行方が分かっていません。
きょう(14日)行われたビラ配りには500枚のビラが用意され、通行人に情報提供を呼びかけました。
恭暉さんは身長約170cmで体形は中肉(体重約65kg)、色白で丸顔です。
行方不明になった当時は黒色短髪で黒縁の眼鏡をかけていました。
また、黒色無地の長袖と白または灰色の長ズボン、カーキ色のサンダル、柄の折れた黒色の傘を身に着けていました。
情報提供は、倉敷警察署・生活安全課086—426—0110までお願いします。