3月3日の桃の節句を前に飾り巻き寿司でお雛様を作る講座が倉敷市の水島会館で開催されました。
飾り巻き寿司は「でんぶ」などで色付けしたご飯と野菜や卵など彩り豊かな具材を海苔で巻いて動物や花などの柄を作る創作料理です。
千葉県の房総地方に伝わる郷土料理を元に誕生し現在は、キャラクターを作るなど発展が続いています。
倉敷市の水島会館で開かれた飾り寿司作りの講座には8人が参加しました。
今回は、県内の公民館などで飾り巻き寿司のインストラクターとして講座を開いている新谷佳子さんを講師に飾り巻き寿司の基礎が詰まった「桃の花」に加え女雛と男雛作りに挑戦します。
飾り巻き寿司作りはご飯に色付けすることから始まります。
「でんぶ」や青のり、黒ゴマなどでご飯をピンク、緑、黒に色付けしたら巻きすを使いながら体のパーツを作っていきます。
仕上がりを良くするために使うご飯の量やそれぞれのパーツの長さをきちんと図りながら作っていくのがポイントです。
そして、ご飯や卵焼きで作った7つのパーツを海苔で巻けば・・・ひな祭りの飾り巻き寿司が完成です。
今回の講座では初めて飾り巻き寿司に挑戦する人が多く慣れない作業に戸惑いながらも巻き寿司を作り上げていました。
この講座は、水島会館が年に数回行っている料理教室の一環で開催されました。
水島会館では、新年度もこの料理教室を開催していく方針です。