倉敷工業高校の生徒が自分たちで手作りしたニット帽を亡くなった赤ちゃんに被せてもらおうと倉敷成人病センターへ寄贈しました。
手作りのニット帽を持って倉敷成人病センターを訪れたのは倉敷工業高校テキスタイル工学科の3年生3人です。
分娩などを担う周産期センターの職員に、ニット帽10個を贈りました。
ウールとアクリルの糸で手編みしたもので、2カ月かけて作り上げたそうです。
サイズやデザインは、一つひとつ異なります。
倉敷成人病センターでは、流産や早産などで亡くなった赤ちゃんを大切に見送ろうと、職員手作りの服や帽子を着せています。
周産期センターの職員が倉敷工業高校で出前授業をしたのをきっかけに生徒がニット帽づくりに挑戦したそうです。
ニット帽の寄贈は初めてで、学校では今後もこのような社会奉仕活動を続けていきたいということです。