倉敷市の水島公民館で音楽や手芸などの活動を行っているグループがそれぞれの一年間の成果を発表するイベントが開かれました。
水島公民館祭は水島公民館で活動している37個のグループのメンバーが活動の成果を発表する場として毎年行われていて今年で46回目です。
1階では、盆栽やパッチワーク、ステンドグラスなどそれぞれのグループ会員が熱心に制作した作品の数々が並びました。
草木染のグループに入ってから40年間活動を続ける西田照子さんは溶かした蝋を使って布に絵をかき、思い通りの模様を作る「ろうけつ染め」という技法を使って制作しました。
こちらの、いまにも動き出しそうなほど精巧につくられた鳥の模型はバードカービングと呼ばれるものです。
チュペロという四角い木片を彫刻刀などを使って鳥の形に整え、色を付けていきます。
歴20年の三宅研治さんはおよそ2週間かけて1つの作品を仕上げるそうです。
また、2階の大ホールでは琴や尺八、詩吟、民謡、フラダンスなどのグループが練習してきたパフォーマンスを披露しました。
水島公民館祭はあす(19日)も開かれ、作品展示や音楽ステージが行われます。