総社市の長野病院で火災発生を想定して、消防と病院が合同で訓練しました。
館内の緊急放送を受け、職員が一斉に建物の外へ避難します。
各フロアの責任者が、患者や職員の安否を確認し、院長に報告します。
ほどなくして、消防車両が病院に駆けつけました。
今回の訓練は、火災の多いこの時期に合わせ、長野病院と総社市消防署が合同で実施しました。
去年8月に新しい病院に移転してから初めての消防訓練です。
高さ20mの屋上に取り残された人は、はしご車を使って救助します。
訓練に参加した病院の職員も、その様子を見守ります。
訓練では、けがをした人の救出とともに、トリアージを行って救急車で搬送する手順を確認しました。
総社市内では今年に入って9件の火災が起きています。
(15日正午時点)
病院での火災は最近発生していませんが、参加者は火事の時に大事な「避難、通報、初期消火」という3つのポイントを改めて確認していました。