倉敷市児島地区で活動する絵画グループ青翠会の作品展が、倉敷ファッションセンターで開かれています。
青翠会は、倉敷市児島出身の画家で、倉敷市文化連盟美術委員長を務める黒明宗太さんが指導する絵画グループです。
会員28人が手掛けた80点あまりの作品の多くが、透明水彩画です。
「にじみ」や「ぼかし」の技法を用いて、柔らかく表現できるのが特徴です。
また、白い絵の具をほとんど使わないのも、透明水彩画のポイントで作品のテーマは自由です。
倉敷美観地区、呼松の港、玉野の町並みといった岡山県内の身近な風景、花、動物など、メンバーの興味や印象がそのままキャンバスに生かされています。
ふんわりしたタッチの絵もあれば、繊細な表現のものまで、個性あふれる作品ばかりです。
講師を務める黒明さんが描いた100号の大作も展示されています。
石垣島の海辺で夜明けを描いた幻想的な作品です。
青翠会の作品展は、21日(日)までJR児島駅前の倉敷ファッションセンターで開かれています。