一般社団法人MASCが主催する航空宇宙ビジネスフォーラムが20日と21日に開かれ、瀬戸内エリアにおける空飛ぶクルマの可能性を探りました。
去年秋、倉敷美観地区にオープンした空飛ぶクルマ展示場でフォーラムが開かれ、地元政財界関係者約70人が参加。
オンラインで100人が話を聞きました。
6回目を迎えた今年のフォーラムでは、元自治省の官僚で大阪観光局の溝畑宏理事長を招き、瀬戸内の観光をテーマに議論しました。
この中で溝端理事長は、MASCが観光分野での運航を目指している「空飛ぶクルマ」について触れました。
倉敷は瀬戸内エリアのハブ=結節点として重要な位置づけだと指摘し、観光分野での「空飛ぶクルマ」に大きなチャンスがあると語りました。
この提案に、ゲストで登場した伊東香織市長が見解を述べました。
これらの議論を受け、MASCの井上峰一理事長は、地元倉敷における観光面での魅力アップへ決意を新たにしました。
フォーラムでは、メーカーや研究機関などさまざまな分野の有識者が登壇し、空飛ぶクルマを含めた航空宇宙産業の可能性を探りました。