6月4日からの「歯と口の健康週間」に合わせ、倉敷歯科医師会による歯の健康フェアが開かれました。
会場のくらしき健康福祉プラザには歯科相談や歯並び相談をはじめ、岡山大学病院による口腔がん検診や、虫歯になりにくい・なりやすいお菓子を学ぶコーナーなど歯や口の健康にまつわるブースが並びました。
歯科技工士の体験では、銀歯の型をとるときと同じ素材を使って自分の指の型をとり、石膏を流します。
石膏が固まったら型からはずし、自分の指の模型をつくりました。
歯医者の体験では、虫歯治療に挑戦。
虫歯に見立て歯を黒く塗った部分を削り、削った部分に光で固まる樹脂を詰めます。
そのほか、歯にライトを当てると歯垢の部分がピンク色に染まる歯垢染め出しライトや、カメラでスキャンしたデータをもとに機械で自動的に被せ物を作製するコンピューターの最先端技術の展示など新しい企画も登場しました。
子どもたちに特に人気だったのは歯ブラシデコです。
歯ブラシにレジンでビーズをつけ、紫外線のライトをあてて完成。
かわいくデコレーションした自分だけの歯ブラシができあがりました。
また、市内の障がい者の歯科診療を担っている倉敷歯科医師会では、市民に障がい者について知ってもらおうと、自閉症の世界を学ぶVR体験も今回初導入しました。
今年で48回目となるこのイベントは、倉敷歯科医師会が市民に口の健康を守るための情報提供をして歯医者に親しみを持ってもらおうと開催しています。
イベントに合わせて倉敷スマイルフォト&川柳コンテストの応募作品が展示されました。
爽やかな明るい笑顔の写真や口にまつわるユニークな川柳が並び、歯や口の健康を啓発しました。