倉敷市真備町で生息するカエルのなかで絶滅する恐れが高いナゴヤダルマガエルの観察会が行われました。
倉敷市内外から約20人が参加したナゴヤダルマガエルの観察会。
使われなくなった田んぼで生息数が減り絶滅が危惧されているナゴヤダルマガエルを探します。
参加した人は次々とカエルを見つけていきますが?
ヌマガエルやナゴヤダルマガエルとよく似たトノサマガエルしか見つからず。
必死に探し回りますがなかなか見つかりません。
夕暮れも近くなり、諦めかけたその時?
遂にナゴヤダルマガエルを発見。
黒い斑紋と足が短くダルマのように丸みを帯びた体型が特徴です。
水辺に生息していて、水田の減少や外来種の増加などにより絶滅が危惧されています。
真備町でも2017年には多くの個体を発見できていましたが、西日本豪雨災害の影響などにより数が減少しています。
観察会は生き物が生息する環境を守る大切さを学んでもらおうと倉敷市立自然史博物館が開催しました。
観察会は来年も行う予定ということです。