いつどこで起こるか分からない地震。
倉敷市の玉島支所ではそんな地震から自宅を守るため耐震化についてのパネル展が開かれています。
日本各地で頻発する地震。
今後起こると予想されている南海トラフ巨大地震では、岡山県内のほとんどの市町村で震度6以上を観測するといわれています。
倉敷市では、住宅や公共施設など木造の建築物の耐震化を進めていて、2023年度末時点でおよそ89%の進捗となっています。
このパネル展では耐震化について知ってもらおうと、耐震化への取り組みや補助の申請などについて紹介しています。
実際に今年1月に起きた能登半島地震以降、去年をはるかに超える耐震化補助の申し込みがありました。
内容は1981年5月31日以前に建てられた一般的に地震に弱いとされる建物に対して、耐震費用の一部を補助するというものです。
耐震性の有無を判断する診断では7万円ほどの費用に対して6万円の補助が、改修工事については100万円を上限に80%の費用が補助されます。
このように耐震の補強がされていない家と比べて斜めに木材を入れて補強した家は揺れが大きく抑えられていることが分かります。
また、耐震工事が難しい場合には防災ベッドの導入なども進められています。
「耐震化のススメ展」は、玉島支所で今月(9月)6日(金)まで開かれています。